<話題の焦点>=電子カルテ、成長戦略の“医療電子化”で脚光

 電子カルテ関連銘柄が話題を集めている。

 電子カルテとは、病院で医師がつける診療録(カルテ)をコンピューターで電子的に記録し保存したもの。保存や管理が簡単で、ネットワークを通じて情報の共有化ができるなどのメリットがある。安倍内閣が今年6月に打ち出した成長戦略では、ICT(情報通信技術)を活用した医療の効率的なシステム構築が打ち出され、電子カルテが脚光を浴びた。また、どこの病院からも個人の診療履歴が呼び出せる「どこでもMY病院」構想が打ち出されるなど、今後、電子カルテの導入は急速に拡大していくと予想されている。

 関連銘柄では、NEC<6701.T>や富士通<6702.T>などに加えビー・エム・エル<4694.T>は診療所向け電子カルテ「クオリス」の販売が好調。今期業績は最高益更新が見込まれている。CEホールディングス<4320.T>は中小病院向けに強く、電子カルテ「ミライズ」を展開している。また、ソフトウェア・サービス<3733.T>やワイズマン<3752.T>、ソフトマックス<3671.T>、EMシステムズ<4820.T>なども参入している。

◆主な電子カルテ関連銘柄

銘 柄<コード>       事業内容

BML<4694.T>      電子カルテ「クオリス」など
ソフトウェアS<3733.T>  電子カルテ「e-カルテ」
CEHD<4320.T>     電子カルテ「ミライズ」
ワイズマン<3752.T>    電子カルテ「ER」
ソフトMAX<3671.T>   Web型電子カルテシステム
NEC<6701.T>      「MegaOak HR」など
トプコン<7732.T>     眼科用電子カルテシステム
EMシステムズ<4820.T>  レセコン融合型電子カルテ
富士通<6702.T>      「HOPE/EGMAIN」シリーズ
島津製作<7701.T>     「SimCLINIC」
日立<6501.T>       電子カルテ「HIHOPS-HR」など
東芝<6502.T>       「TOSMEC TRINITY」など
セコム<9735.T>      クラウド型のユビキタス電子カルテ

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)