東京株式(大引け)=210円高、米財政不安後退で続伸

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 11日の東京株式市場は、米財政協議の進展期待を背景に前日の米国株急伸を引き継いで大きく買いが先行した。後場寄り早々に日経平均株価は250円高超に買われる場面もあった。
 大引けの日経平均株価は前日比210円高の1万4404円と大幅高で4日続伸となった。東証1部の売買高概算は24億7727万株、売買代金は2兆2708億円。値上がり銘柄数は1547、値下がり銘柄数は162、変わらずは43銘柄。値上がり銘柄が全体の88%強を占める全面高様相となっている。また、売買代金はオプションSQ算出に絡み2兆円を大きく上回った。
 きょうの東京市場は、前日のNYダウが今年最大の上げ幅で1万5000ドル大台を回復したことから、引き続きリスクオンの流れが形成された。懸案の米連邦債務上限引き上げについては共和党が短期間に限り容認したことで、市場心理が改善している。為替も1ドル=98円台半ばと円安が進行、輸出主力株を中心に買いを誘う背景となった。また、上海や香港株をはじめアジア市場が総じて堅調だったこともプラスに作用している。
 個別では、ソフトバンクが高くファーストリテを凌いできょうも売買代金トップ。このほか、電算システムがストップ高に買われたほかSMSも急騰した。日コンベヤ、東海染など低位材料株も買われた。ファナックが大幅高、日金銭、ホギメディも高い。半面、ファーストリテは急落。丸善CHI、KADOKAWAなども大幅安。シャープが軟調、チタン工、リョービも安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)