来週の為替相場見通し=米財政協議の行方が相場左右

 来週の東京外国為替市場の円相場は、米財政協議の行方に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=97円30~99円50銭、1ユーロ=131円50~134円80銭。今週は米国の財政協議が暗礁に乗り上げ、米国債のデフォルト懸念も浮上するなか、一時96円台半ばへの円高・ドル安が進んだ。米国の状況は週末になり動き出し、米共和党は10日に連邦債務上限を6週間に限り引き上げる案を示した。オバマ米大統領との交渉の行方には不透明感は残るものの、債務上限問題の期限である17日は迫っているだけに、「遠からず何らかの妥協が結ばれるだろう」(アナリスト)とみる声は多い。来週は、円安・ドル高方向にどこまで振れるかが焦点となりそうだ。また、暫定予算がいつ成立し、経済指標の発表があるかどうかも注目される。来週は18日に中国7~9月期GDPや同鉱工業生産、同小売売上高など中国関連の経済指標の発表がある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)