新日科学が上昇、成長戦略に改めて再生医療位置付けで

 新日本科学<2395.T>が高い。きょう召集された第185回臨時国会衆院本会議で安倍首相は所信表明演説に臨み、そのなかでアベノミクスの成長戦略に強い決意をみせ、具体的に成長分野をつくる一環として再生医療の実用化の加速についても言及した。バイオ関連株はiPS細胞の研究・実用化への流れのなかで、これまでにも株価の居どころを大きく変えた銘柄が相次いでいるが、現実買いのステージでは、同社株は関連最右翼に位置するとの見方も強い。既に京都大学iPS細胞研究所とiPS細胞を使ったパーキンソン病治療の実現に向けた共同研究が進捗、また、旧日本網膜研究所の3億円の第三者割当増資を引き受け、網膜疾患を適応症としたiPS細胞技術の早期の臨床応用を支援するなど、国策テーマに乗る有力株としてマークされている。株価は4月25日に2540円の高値まで買われた後は調整色を強めていたが、ここ最近は売り圧力が軽減傾向にある。株式需給面では新株予約権の行使完了で、上値が軽くなっていることもポイントとなっている。

新日科学の株価は14時35分現在1391円(△38円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)