<動意株・15日>(大引け)=加地テック、ヒトコム、ブロッコリーなど

 加地テック<6391.T>=急伸。「燃料電池自動車用燃料充填所向け水素ガスコンプレッサー」を手掛けており、大手自動車メーカー各社が燃料電池車の実用化に向けて研究開発を進めるなかで、燃料電池車関連として人気化している。同社は「空冷・レシプロ・全般ピストン・オイルレス式」としては、世界で初めて110MPa(1100気圧)まで圧縮可能な超高圧水素ガスコンプレッサーを製品化しており、燃料電池車の燃料補給で同社技術への重要度は高まりそうだ。

 ヒト・コミュニケーションズ<3654.T>=大幅高。値動きの速さから短期資金の追随買いが集まりやすい。9月中旬のマド開け急騰後、利益確定売りに調整を強いられていたが、ここにきて三角もち合い形成から人気が再燃している。14年8月期の連結売上高は前期比7.3%増の218億円、最終利益は10.0%増の10億2400万円見通しと好調。スマートフォンの出荷急増を背景に家電量販店での販売支援など引き合いが増勢だ。

 ブロッコリー<2706.T>=連日のストップ高。前週10日の取引終了後に14年2月期の連結業績見通しを、従来予想の売上高45億~48億円、経常利益6億5000万~7億5000万円から、売上高59億~62億円(前期比34.9~41.8%増)、経常利益15億~16億5000万円(同80.0~98.1%増)に上方修正したことが引き続き好感されている。足もとでゲーム・CD両部門で「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズの好調が続いているほか、トレーディングカードゲーム「ゼクス」の販売も堅調に推移していることが要因という。

 NSユナイテッド海運<9110.T>=急反発。前週末11日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)について、従来予想の売上高720億円、経常利益26億円を上回り、売上高760億円(前期比13.7%増)、経常利益38億円(前年同期13億6700万円の赤字)になりそうだとの上方修正を発表したことを好感した買いが入っている。

 技研製作所<6289.T>=ストップ高。11日大引け後に前13年8月期の通期決算を発表、連結売上高104億8000万円(前々期比7.3%増)、営業利益6億3100万円(同39.3%増)となり、続く今期も売上高135億円(前期比28.8%増)、営業利益14億3000万円(同2.3倍)と大幅な増収増益を見込んでいることが好感されている。一本一本の杭を圧入で地盤に深く挿し込み、地球にしっかりと支えられる強靭な「インプラント構造」が、南海トラフ巨大地震などの大規模地震と大津波に備える防災インフラの再整備事業でも採用が広がっている。

ITbook<3742.T>=大幅高。官公庁向けを主力にITコンサルティングを展開するが、クラウド案件の伸びが同社の業績回復を後押ししており、今3月期経常利益は前期比倍増の8800万円を見込んでいる。自治体向けクラウドが好調なほか、今後はマイナンバー制導入に伴いシステム開発事業の拡大が期待されている。
 
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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)