5日ぶりの反落を想定、企業決算の発表控え上値の重い1日

15日のNY株式市場は5日ぶりの反落を想定、財政協議問題はもちろん、主要企業の決算を前に上値が重い1日
今晩のNY株式市場は、財政協議の行方に楽観視する動きがポジティブな方向性に導くことになりそうだが、注意すべき1日と考えている。
また、今晩は製造業指数やインテルなどの企業決算、3ヶ月付近まで債務上限引き上げ決定を織り込んでいると思われ、一段高には結びつき辛い。
仮に引き上げ期間がマーケットの期待に反するような結果となれば、15000割れもあっさり視野に入りやすい状況、上昇ムードが強いだけにその反動は注意しておきたいところだ。
したがって、3時以降にも数多くのイベントが控えていることから、先物などを手掛ける人にとっては両サイドともに管理能力を問われる1日となるだろう。
今晩は欧州でユーロ圏各地区景気指数の結果、米国でミシガン大学景況感指数の速報値が発表予定、ここ3ヶ月は悪化傾向にある
今晩のイベントについては、ユーロ圏でZEW指数の結果が発表予定、昨日の鉱工業生産同様に堅調な数値となればユーロ買い・ドル売りが進みやすい。
ネガティブな材料ではないが、金先物軟調と人民元の高値更新からドル離れの動きも否定できないので、発表後の為替には注目が集まるだろう。
慎重を期せば、10月指標だけに米国の影響が出ないとも限らないので、NY連銀指数の結果もあわせ、米政府機関閉鎖の影響があると考えておいたほうが良さそうだ。
財政協議に楽観的な雰囲気は持っていながらも、ドル買いのギアはかかってこない。協議は大詰めだけに円高リスクも念頭に入れておきたいところだ。
今晩から米主要企業の決算発表が本格化する、インテルやCSXの決算結果は今後のマーケットに影響を与えそう
16時半にスタートした日経平均先物は日中比で反落、5連騰後だけに明日の一服も視野に入れた動きが活発になるかもしれない。
米国では経済指標や財政協議、各要人講演のほかに主要企業の決算結果があいついで発表される。
オープニング前にはコカコーラやシティGなどのダウ採用銘柄、引け後にはナスダックの主力と位置付けられるヤフーとインテルが予定されている。
また、輸送株指数の中でも影響力の大きいCSXも予定されており、昨晩はFeDexが中国貿易収支の影響もあって輸送株指数伸び悩みの一因となっている。
米デフォルト懸念は遠退いているが、完全に消え去ったわけでもなく、主力企業の株価も一部では割高感も否めない。
それだけハードル高い中での今晩の動向については5日ぶりの反落となり、一段の上値は重く、今後出てくる好材料次第にとどめておきたい。