あす(16日)の為替相場見通し=米国次第で荒い値動きも

 あすの東京外国為替市場の円相場は、米国の財政協議の行方次第で値動きの荒い展開も予想される。想定レンジは1ドル=98円00~99円10銭、1ユーロ=132円30~133円80銭。この日は、米財政協議の進展への期待から98円台半ばまでの円安・ドル高が進んだ。市場には、来年2月上旬までの債務上限引き上げ、1月中旬までの予算確保の案で協議は進んでいるとの見方がある。債務上限問題の期限とされる17日を前に米民主・共和両党の妥協が進めば、市場には安心感が広がる可能性がある。ただ、米財政協議の前進は相場には大分織り込んでおり、状況次第では利益確定からの円買い・ドル売りもあり得そうだ。しかし、米財政協議が一段落ついても、その後の量的緩和(QE)縮小への思惑が続くほか、株式市場は米国の状況改善を前向きに反応することも予想されるだけに、98円台から99円台での円安含みの展開が続くことが見込まれる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)