米短期国債急落・・・・

財政協議は決着できるのか?
 米財政協議では、米政府・民主党と共和党との妥協が見られず、依然として、お互いの主張を軸にした法案を基に、交渉を続けています。

 ルー財務長官が期限だと言明した10月17日まで、残された時間はあと僅かとなる中、上院側では何とか期限付きの債務上限引き上げと政府機関再開に向けた暫定予算策定で合意が近づいている模様です。

 しかしながら、共和党が多数を握っている下院では、ティーパーティー(茶会党)の主張は依然として強硬と見られ、仮に上院案が可決されたとして、それが下院を通過出来るかは、依然として不透明と云わざるを得ない模様です。

 この為、米国債市場では、17日償還予定となっているT-bill(短期国債)相場が急落し、利回りが急上昇しています。米政府の資金繰りが付かなければ、この国債が予定通り償還されないリスクが高まっている為です。

 そんな状況にあるものの、株式市場や外為市場の雰囲気は今も比較的平穏であり、事ここに至っても、米政府のデフォルトは単なる絵空事と考えている様です。残された時間を考えれば、今夜の米国市場は、デフォルト・リスクが高まり、それなりにドルが売られる状況は強まるものと思われます。