<動意株・17日>(前引け)=鋳鉄管、カーバイド、アバール

 日本鋳鉄管<5612.T>=続伸。同社は16日、業務効率の改善や、合理化策の実施で収益改善効果が想定を上回ったことを背景に13年4~9月期の利益予想を増額り、これを好感する買いが流入した。4~9月期の売上高は従来予想の70億円から64億1200万円に減額したものの、一方で営業利益は同4億8000万円から6億円に、最終利益は同3億円から3億9300万円に上方修正。これにより営業利益は前年同期比4.1%増、最終利益は同8.9%増と、それぞれ減益見通しから一転して増益となった。

 日本カーバイド工業<4064.T>=大幅続伸。ここ株価は300円近辺で底値鍛錬の状況にあったが、ここを下値限界とみる向きも多く、前日の後場に大口買いが流入したことで、これに追随する短期資金の買いに急動意する展開。今年6月から7月にかけて急騰した際にはかつて名を馳せた投資集団の名が巡るなど、特定資金の買い攻勢思惑が根強い銘柄。株式需給面の変化としては「これまで整理が進んでいた信用買い残も10月4日を底に直近10月11日申し込み現在で増勢に転じており、株価の値ごろ感十分とみた仕掛けが観測される」(市場関係者)状況にある。

 アバールデータ<6918.T>=ストップ高カイ気配。16日の取引終了後に2014年3月期の連結業績予想の増額修正と増配を発表したことが好感されている。売上高は従来予想の57億円から60億円(前期比 20.9%増)に見直したほか、純利益は1億8000万円から2億7000万円(同16倍)に増額した。半導体製造装置関連の受注が増加したことが収益の押し上げ要因となった。また、第2四半期(4~9月)の中間配当を従来予想の4円から6円、期末配当を同6円から8円とし年間配当を14円(前期比6円増)とする増配を実施することも公表している。
 
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)