<米デフォルト回避、今後の相場を読む> ブーケ・ド・フルーレット代表 馬渕治好氏

 米国債発行の継続を認める暫定案で米議会上院・下院ともに与野党合意に至り、政府機関閉鎖の解消およびデフォルトは回避されたが、来年1月15日までの暫定予算編成と2月までの国債発行を認めるという先延ばし策であることには変わりない。したがって、今回のような茶番がまた繰り広げられる展開が想定されるわけだが、マーケットのほうで慣れが生じ(次回の)影響は限定的となろう。いずれにしても年明け以降で、クリスマス商戦への直接的な悪影響が及ばない点では安心できる。米国経済は基本的に好調で、最高値を年内に更新する可能性がある。これはドル買いにもつながる流れで、日本企業にとっては米国向け工業品輸出の好調と円安のダブルメリットが見込まれる。したがって日経平均も1万5000円台乗せからの中期上値指向に変化はないとみている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)