【ジリ安】次の材料は??? OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】97.00-98.60  【予想時刻】2013年10月17日 18:00
本日、とうとう暫定ではありますが、米債務上限引上げ、政府機関一部閉鎖の解除が決定されました。これでなんとか2月まではデフォルトリスクが遠のいたといえますが、2月が近づくとまた同じことを繰り返すのかと思うと溜息が出てきそうです。ドル円相場の反応も事前に織り込まれていたということもあり、冷ややかなもので、合意への見通しが固まったあたりがピークで一時99円にタッチする辺りまで上昇しましたが、その後は上値の重い推移へと変わり、欧州序盤には再び98円を割り込む推移となりました。不透明感を残したままの先延ばしとなったことから、嫌な空気は引き続き残りしばらく上値の重い推移は続きそうに思えます。
また、ここのところ相場の関心を強く引き付けていた問題が解決したということから、今後は次の材料探しへ移ると思われます。まずは止まっていた米経済指標からQE縮小は年内中に行われるかどうかを探る動きとなると考えられます。また、ここのところ無視されていたFOMCメンバーの言動の注目度も高まると思われます。

今夜の注目材料

本日は先週、予想以上に弱かった新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業指数などの経済指標とゴールドマン・サックス等の決算発表などが予定されています。新規失業保険申請件数は政府機関の一部閉鎖の影響から比較的弱い数字となる可能性を秘めています。市場予想は前回数値から3.9万件減少の33.5万件となっています。またFOMCメンバーのコメント機会も多数予定されていることから前後は注意を払いたいです。

20:30 ゴールドマン・サックス・グループ 7−9月期決算発表
20:45 フィッシャー米ダラス連銀総裁(投票権なし)講演
21:00 ダドリー米NY連銀総裁(投票権あり)講演
21:30 米新規失業保険申請件数
23:00 米10月フィラデルフィア連銀製造業指数 
翌0:00 米週間原油在庫
翌1:45 エバンス米シカゴ連銀総裁(投票権あり)講演
翌2:45 ジョージ米カンザスシティ連銀(投票権あり)講演
翌3:45 コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁(投票権なし)講演

【参考データ】OANDAグループの顧客の取引状況
OANDAの顧客のポジション状況は値を下げたことと、一応の米デフォルト回避を受けてドル買いポジションが増加しています。そのせいもあってか、オーダー状況は上に売りオーダーが増加しているように思えます。99.00、99.5、100.00、100.50近辺が特に厚くなっているため、その近辺では上値が重くなる可能性があります。下は薄めではありますが、97.00に大きめな買いオーダーが控えます。