あす(18日)の為替相場見通し=米経済を再吟味する局面

 あすの東京外国為替市場の円相場は、米国経済の実情を再吟味する局面となりそうだ。予想レンジは1ドル=97円50~98円50銭、1ユーロ=132円80~134円00銭。この日は米民主・共和両党による財政協議が妥結し、デフォルト懸念は回避された。この結果を受け、午後の東京市場では円買い戻しが膨らみ、一時、97円79銭への急激な円高が進んだ。「米財政協議の妥結は予想通りであり、材料出尽くし感が強まった」(アナリスト)という。今後は再度、米国の量的緩和(QE)の縮小開始に関心が移るが、米国景気が予想したほど強くないことから、市場には「QE縮小開始は来年へ後ズレしそう」(同)との見方も出ている。米国の低金利が長期化することとなり、日米金利差縮小は円高・ドル安要因となるとの見方もある。あすは中国7~9月期GDPの発表など中国経済指標の発表が予定されており、その内容も関心を集めている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)