後場、ジリ貧。大引け前に切り返し

後場の尻ぼみと切り返し
後場は、大方の想定通りでしょう。日経平均は勢いを失い、2時15分ごろに、14492円の安値を叩き、14500円台を割り込みました。
米国などの外部環境は、とりあえず一安心ということで、日本本来の業績発表へ焦点が移り始めているということでしょう。
大引け前には、切り返しとなり、14500円台を奪回して終わっています。

全体として、指数や、上昇銘柄数の多さからは、それほど強い相場とは感じることが出来ないくらい、銘柄物色のテーマが中途半端に乱立してしまっており、まとまりがつかない物色状況となっています。
前場から、保険が上昇セクターのトップと変りません。
指数はチャート的には、25日移動平均線から上方乖離を強めましたから、弱気になる必要はありませんが、今後のマクロ的な需給関係の不安定さを考えますと、やはり無防備で強気になることは禁物でしょう。
ドル円も上値は重そうです。あくまで個別銘柄のゲリラ戦を、ポジション全体に広げず、前哨戦プレイにとどめておくべきでしょう。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(10月16日⇒10月17日)は上昇銘柄群が、62.1⇒63.4%。下落銘柄群が37.9⇒36.6%。
6色帯は、2日連続で「緑(上昇)」に転換しています。
日経平均現物・先物は、「先読み」、「未来の窓」は25日足を余裕で上回って推移すると想定されています。
ドル円は、「先読み」、「未来の窓」が、逆に25日足を下回ったまま、膠着状態が続くと想定しています。
日経平均は、後場の下げで、例の「三空」のうち、本日安値をつけた段階で、昨日終わり値から本日寄り付きで形成した窓を、いったん埋めています。
一応、日経平均は7連騰ということになります。
いったん押しが入ってもおかしくないところですが、チャート形状としては、25日足をしっかり上抜けたということで、目先それほど心配は無いと判断していいでしょう。
米国のグローベックス先物は、ダウ工業株指数が14時半で16ドル安。15時段階で、20ドル安。

 ー 日経平均現物 -
一目均衡では、24日ごろに日経平均現物の抵抗帯の「ねじれ」が想定されています。
一般に市場関係者の間では、この「ねじれ」の解釈に警戒しているはずです。「ねじれ」に向かって押しが入ってくるというのが、一番嫌なケースです。
日本企業の決算
こうなりますと非常に重要になるのが、今回の日本企業の決算です。
とくに、今回は中間期末ですから、前回慎重なスタンスを維持していた経営者が、今回はさすがに本音で予想を出さなければならないタイミングです。
通期のガイダンスがそれですが、ここが最大の注目点で、外人が銘柄の品定めをするのはまさにここであろう、と考えられます。
すでに、予想を立てて、決め打ちされ、外人・機関投資家としか考えられないという買われかたをしている銘柄群もすでに出てきています。