東京株式(寄り付き)=目先高値警戒感から売り買い交錯

 18日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前日比3円高の1万4589円と小幅続伸したが、寄り後すぐに小幅マイナス圏に沈むなど強弱観が対立している。前日の米国株市場では、NYダウが上昇一服となっていることや為替の円安傾向にも歯止めがかかっていることなどを受け、主力株中心に買い手控えムードが強い。前日まで日経平均株価は7日続伸で5.3%の上昇を示しており、スピード警戒感から利益確定の売りも出やすい水準だ。米連邦債務の上限引き上げなどを巡る法案について与野党が合意、これにより米国債のデフォルト懸念がひとまず回避されたことはプラス材料だが、株価はこれまでにこの結果を織り込んでおり、マーケットは好材料出尽くし的な捉え方をしており、週末ということもあり持ち高調整の売りなども上値を押さえる要因。
 ただ、きょうから徐々に本格化する企業の上期決算を前に増額修正期待も底流しており、個別に好業績が期待される銘柄については押し目買いの動きも予想され全体相場の下値を支えそうだ。業種別には33業種中、20業種前後が高く、値上がりでは鉱業、銀行、石油、紙パルプ、不動産、その他製品など。半面、空運、鉄鋼、ゴム製品、保険、情報通信、倉庫などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)