<話題の焦点>=超硬工具、14カ月ぶりのプラス転換

 切削工具やダイヤモンド工具といった超硬工具の出荷金額が回復基調を強めている。超硬工具協会の調べによると、7月の超硬工具の出荷金額は前年同月比5.3%増の258億8000万円となった。同出荷金額が、プラス圏に浮上するのは、2012年5月以来、14カ月ぶりのこと。

 為替の円安進行に伴い輸出が好調なほか、自動車や工作機械向けが伸びている。

 国内需要は、設備投資需要が回復していることも追い風だ。底入れ傾向を強める工作機械の受注などと同様に超硬工具も設備投資需要の回復の流れに乗っている。

 関連銘柄には、住友電気工業<5802.T>や三菱マテリアル<5711.T>やOSG<6136.T>などがある。

 超硬エンドミルなどで高実績を持つユニオンツール<6278.T>の業績は、2013年11月期第3四半期(12年12月~13年8月)の連結経常利益が前年同期比77%増の大幅増益を記録している。

 さらに、ダイジェット工業<6138.T>や旭ダイヤモンド工業<6140.T>、日進工具<6157.T>などの業績動向にも注目したい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)