3市場ともに上昇すると想定、ダウも買い戻し優勢となりそう

18日のNY株式市場は、3市場ともに上昇すると想定、週末のポジションクローズは買い戻し優勢となりそうだ
昨晩のNYダウは、指数採用銘柄の業績鈍化を警戒し序盤は大幅反落の動きが優勢だったが、引けにかけてショートカバーの動きが強まったようだ。
債務上限引き上げ問題を背景としたイベントドリブンは、ショートに振っていた投資家が多数だったと思われ、引けにかけての強さがまさにそれを端緒に表している。
ただし、ドル安リスクはなお継続中と考え、日本の国際優良系の銘柄にはマイナス要因となるかもしれないが、騰落銘柄数が語るように、買い需要が売りをなお勝っている。
今回のガバメントシャットダウンの余波は個別企業の業績などに暗い影を落としそうだが、量的緩和策維持の口実を与えてしまったことは、マーケットの下支え要因になるだろう。
今晩は、米国で景気先行指数の結果が発表予定、企業決算はモルスタやGEなどが発表予定
今晩のイベントについては、23時に景気先行指数の発表が予定されている。9月の指標とは言え10月の政府機関閉鎖の影響は少なからずあるはずだ。
ただし、その影響は量的緩和縮小に傾いていたFOMC委員の判断を鈍らせることになり、債務上限引き上げ期限同様に翌年への持越しとなるだろう。
そう考えるなら、今回の景気先行指数の結果がどうであれ、株価へのインパクトはないと考えるのが適切。
気をつけるは、経済指標に反応しやすい為替の動向、ドル売りリスクを強めることになるかもしれないので、注意するポイントはそこにあると思われる。
今晩の米主要企業の注目決算はダウ採用銘柄のGE、三菱系のMS、政府機関閉鎖の影響受けたHONが決算を発表
16時半にスタートした日経平均先物は日中比で小幅反落、ドル安傾向を嫌った手仕舞い機運がやや優勢となっているようだ。
今晩は寄り付き前にモルガンスタンレーやGE、ハネウェルの決算が発表され、プレマーケットでは1000ドル意識のグーグルに注目が集まるだろう。
傾きやすい方向としては、ポジティブに向くものと考えている。仮に政府閉鎖の影響受けたGEやハネウェルが市場見通し下回る結果であっても、織り込んでいるはずだ。
1株あたりの利益よりも売上見通しが重要視されるであろうが、コスト増大のリスク程度なら、むしろ懸念材料出尽くしに傾くと考えている。
また、昨晩ポジティブな決算を発表したグーグルも、アナリストによる格上げや投資判断の引き上げとなりやすい環境、1000ドル以上のターゲットになれば、ショートカバーも強まるだろう。
したがって、今晩のNY3市場については買い戻し優勢の上昇を想定、おだやかな週末に落ち着くだろう。