<私の相場観>=証券ジャパン・調査情報部長 大谷 正之氏

 東京株式市場は、本格化する13年4~9月期決算発表に関心が集まり、通期業績予想を上方修正する銘柄を中心に見直し買いが予想される。当面は日経平均で、1万4200~1万4900円のレンジを予想している。

 一方、22日の9月雇用統計から、延期されていた経済指標が順次発表される米国株式市場は、政府機関の一部閉鎖の影響も含めて景気の下振れを懸念する声も出ており、NYダウ平均株価はもみ合いとなりそうだ。

 米財政問題がひとまず決着した後、世界の株式市場の関心は、再び“米量的緩和縮小”のタイミングに移っている。もし、現実に米9月の雇用統計がマイナスの内容となれば、“量的緩和縮小は年明け以降”とのムードが広がりそうだ。

 個別銘柄では、自動車部品関連で、ホンダ系の四輪車向けシート部品のテイ・エス テック<7313.T>に注目。金属加工機械の海外販売が好調なアマダ<6113.T>。「サンエバー」(液晶表示用材料ポリイミド)がスマートフォンおよびタブレット端末に加え、テレビ用液晶パネル向けにも好調な日産化学工業<4021.T>も見逃せない。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)