明日に発表を控えた米国雇用統計の数字は? 思惑はどちらへ向かうのか

個人投資家予想レンジ(ドル円)
97.80円(一目転換)~98.50円(心理的節目)
現在のレートは98.11(20:18)です。

この動きの無いマーケットで予想レンジも70銭と狭まっていますが、上を見ている投資家の方が多そうです。
<今夜はどうなる?>米国住宅指標でのレンジブレイクに期待
今夜は住宅指標の中でも重要視されている「中古住宅販売件数」が発表されます。
23時00分発表
「米・中古住宅販売件数」
前回:548.0万件 予想:530.0万件 前回変動幅4pips
最大変動幅 +21pips

個人投資家の予想は
71%が買い(円安)
29%が売り(円高)という結果になっています。

前回は予想よりも良い結果が出た理由は、住宅ローン金利上昇による駆け込み需要があったためだといわれています。
しかしながら、この1ヶ月で金利上昇も落ち着いたため、まだ良い結果が続くかもしれません。
予想値は高めですので、前回同様上がったところは良い売り場となる可能性が高いでしょう。
<火曜日発表の米国雇用統計>
米国債務上限問題の影響で、2週間以上発表が遅れた「米国雇用統計」が明日の21時30分に発表されます。
この数字に関しては、9月の数字ですので債務上限問題の影響は受けておりません。
では、どれくらいの数字が出るのか見当する為に、雇用指標を見てみましょう。

ADP雇用者に関しては、16.6万人とあまり良い結果は期待できそうにありません。
しかしながら、9月の「新規失業保険申請件数」は平均30.35万件と、8月の平均32.86万件より明らかに改善していることが分かります。
この数字だけを見てみると、前月の16.9万人よりも期待できそうです。
ちなみに、9月の予想値は18.0万人です。

一方、市場参加者の声をみてみると、
「今回の雇用統計の数字より、10月の数字」
という声も多く、それほど意識していない投資家もいるようです。
欧州時間には、「雇用統計を控えてユーロドルの利益確定が出たようだ。」というニュースも出てきました。

何といっても「米国雇用統計」ですから、油断は禁物です。
ここ最近は前月の結果よりも、修正値で大きく売られています。
仮に好結果が出ても、修正値を見たうえで判断しないと怪我の元となってしまいそうですから、飛び乗り厳禁といったところでしょう。