前場高値14727円を抜けず

日経平均は、後場寄り失速
後場寄付きから、日経平均現物が失速。12時55分ごろ14624円の本日安値を叩きました。その後は、いったん前場引け水準まで戻り、再びドル円が98円台を奪回したタイミングで、日経平均も、14700円台を伺う動きを見せました。
しかし大引けは、けっきょくドル円が98円台乗せを維持したにもかかわらず、日経平均現物はわずかですが、14700円台奪回で終わることができませんでした。先物のほうは、しばしば14700円台乗せをしています。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(10月19日⇒10月21日)は上昇銘柄群が、70.1⇒77.2%。下落銘柄群が29.9⇒22.8%。
6色帯は、4日連続で「緑(上昇)」。
日経平均現物・先物は、いずれも「先読み」「未来の窓が」連続的にピンクが想定されていますが、相変わらずその後はブルー続きで、25日足まで押すようなリスクが示されています。

肝心のドル円は、「先読み」、「未来の窓」とも25日・75日足を下回って推移する想定。
モーメンタムの持続性や日柄から考えますと、今週から来週にかけて、目先日経平均は高値をつける可能性があります。
水準的には、日経平均が7月以来14953(7月高値)、14817円(9月)と14000円台の後半がいいところでした。
出来高で少なくとも2兆円を超えてくるようなことは、なかなか少なくなってきているため、本日はなかなか14700円台を終始維持することができていません、そうそう簡単にはこの水準を突破できないでしょう。
けっきょく5月高値以来、日経平均は中段持合をずっとつづけているような格好になっています。
もしそうだとすると日経平均は今週から来週にかけて、今回の戻り相場の当面の天井を形成してしまうリスクもあるわけです。
マクロ的な観点からみた、注目セクター
米国市場の強さが、基本的には連銀のQE3が当面解除しないというコンセンサスに依存していることはすでに述べましたが、現在現地では年内に政策変更するのではないか、といわれていた見方がさらに後退。
現在では、来年3月まで無いのではないか、という見方が多くなってきているようです。
当然のことでしょう。9月だ、10月だといっていたことのほうがおかしいのです。

ところで、こうなりますと、すでに解説しましたように、ドル高期待はほぼ消えうせたといっていいでしょう。
しかも、4月から消費税の増税が始まります。当然、これをカバーするために、黒田日銀はアクセル全開で第二次異次元緩和とも言うべき施策を打ち出してくるでしょう。
なにが出てくるのかわかりませんが、それ以外に当局の選択肢はないと考えられます。

もし、それを前提としますと、5月高値をつけた不動産セクターなどのように、当初の異次元緩和相場の再燃ということになりそうです。
すでに、信用取引の期日到来が済んだ不動産セクターが動きだしているのは、これも大きな理由でしょう。
このほか、ノンバンクもこのカテゴリーに入るでしょうし、「黄金銘柄」のところで後述するジャフコなども、やや毛色は違いますが、おそらく一緒に買われる可能性が高いと考えています。
このカテゴリーでは、「黄金銘柄スクリーニング(ポートフォリオ構築)のための、母集団リスト」の色分けで言いますと、ケネディクス、サンフロンティアなどもこれに含まれます。
ちなみに、不動産セクターは位置の低いものが多いので、ケネディクス、サンフロンティアなどはいずれも母集団リストでは、黄でも桃でもなくただの「無色」です。優先順位は黄や桃に比べて低いのですが、中段持合からの上放というチャート形状ですから、けして悪くはありません。