延期しても米雇用統計注視の流れは不変=外為どっとコム総研 川畑琢也

延期しても米雇用統計注視の流れは不変
昨日のNY市場では、米9月雇用統計が予想より強い結果になるのではとの期待から米10年債利回りが小幅に上昇。ドル/円は98.24円まで小幅に値を上げた。

本日の米9月雇用統計について、市場では失業率が2008年12月以来の最低となった先月と変わらず7.3%、非農業部門雇用者数は前月比18.0万人増と今年4月以降最大の伸びを記録すると見られている。
もし予想より強い結果となれば、市場では来年前半と見られている米量的緩和の縮小開始時期について、年内との見方が再浮上し、直後のドル/円相場は買い優勢の展開が見込まれる。その場合、日足の一目均衡表の雲(本日は98.66円~99.14円)突破が試されよう。

ただし、予想より弱い結果となれば、量的緩和の年内縮小開始は困難との見方が一段と強まり、ドル/円相場を下押す事もありえる。直近安値(18日に付けた97.55円)付近で下げ止まらない場合、200日移動平均線(本稿執筆時点では97.21円)に向けた一段安もあるだろう。