東京株式(大引け)=19円高、円安を味方に利食いこなす

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 22日の東京株式市場は前日の米国株市場が上昇一服となったこともあって、利益確定売り圧力も表面化したが、下値は頑強で下げ幅も限定的だった。
 大引けの日経平均株価は前日比19円高の1万4713円と小幅ながら続伸となった。東証1部の売買高概算は21億7247万株、売買代金は1兆4826億円。値上がり銘柄数は998、値下がり銘柄数は592、変わらずは163銘柄。様子見ムードの中で売買代金は前日に続き1兆4000億円台と低調が続いている。
 きょうの東京市場は前日のNYダウが小幅安と上昇一服局面にあり、方向感に乏しい中でスタート。米国政府機関閉鎖でずれ込んでいた米9月の雇用統計が日本時間今晩に発表されることで、この結果を見極めたいとの思惑に加え、日経平均は10月8日以降、前日までの9営業日で6%の上昇を示すなどスピード警戒感も意識されていたことも買いを手控えさせた。ただ、取引時間中に為替が1ドル=98円台前半の推移とやや円安に傾いたことから下値には買いも入り、結局大引けはプラス圏で着地した。主力株が手掛けづらいなか低位の材料株を物色する動きが顕在化している。
 個別では、ソフトバンクが活況高、トヨタ、村田製、オリックスなども買われている。鉄建、大豊建などが急伸、神栄も値を飛ばしている。日鉄鉱、豊和工が大幅高となったほか群栄化、パイオニアなども商い増勢のなかで高い。半面、富士重が売られ、カカクコムも大幅安。グローブライトが値を崩し、ドワンゴ、グリー、GMOなども下落した。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)