三角もち合い継続の公算=外為どっとコム総研 川畑琢也

三角もち合い継続の公算
ドル/円相場は今年5月に103.73円の高値を付けて以降、三角もち合いを形成。本日時点では上限が99.48円、下限が96.89円に位置しており、足下の相場はちょうど中間地点に位置している。

日足チャート上では、三角もち合いの内側にも重要な目処があり、下値は200日移動平均線(本稿執筆時点では97.21円)、上値はボリンジャーバンド2シグマ上限(同、99.20円)である。
前者は今月上旬の下げ局面で下値支持として機能しており、同線に迫る場面では一旦は買われやすい。
後者についても、ボリンジャーバンドの上下の幅が狭くなっており、相場にエネルギーがない事を示しており、バンド上限に迫る場面では戻り売りが出る事が予想される。

本日の米9月雇用統計について、久々の重要指標の発表を控え市場の関心は高いものの、米政府機関の一部閉鎖前のデータである事から、来年前半に後退している米量的緩和の縮小開始観測に影響を与えないとの見方が大勢となっている。
直後の市場は発表の結果に沿って上下することが予想されるものの、米量的緩和の縮小開始時期を左右するほどのサプライズ的な結果を伴わない限り、三角もち合いの内側にあるチャートポイントを突破するのは容易ではないと見る。