3市場ともに上値が重い1日、政府機関閉鎖の影響を感じることに

22日のNY株式市場は上値の重い展開を想定、上昇機運はナスダック市場頼みとなりそうだ
ダウ採用銘柄をはじめ、政府機関閉鎖の影響が大きい銘柄は総じて上値の重い展開となりやすく、ダウ採用銘柄のIBMやUNHの軟調さがそれを物語っている。

昨晩は、限定的でもボーイングの下落寄与度が上位に位置し、ここ最近のハネウェルの軟調推移から、どのタイミングで底入れするかにかかっている。
したがって、仮に米雇用統計が無難に通過したとしても、明日にボーイングやキャタピラーの決算結果が出てくるまでは、積極的に指数の上値は仕掛け辛いと見ている。
NYダウが上昇するために必要な要素は、今週いっぱいまで続く採用銘柄の決算が無難に通過するかどうか、ミューチャルファンドの動向も絡めば、夜間での上昇狙いに期待し過ぎないことだ。
今晩は米国で、延期となっていた9月雇用各指標の結果が発表予定、住宅動向占う建設支出も予定されている
今晩のイベントについては、米国で雇用に関する経済データが発表予定で、結果に対して瞬間大きくブレると考えている。
しかしながら、その賞味期限についてもせいぜい30分程度と考え、雇用を足がかりとした売り買いの仕掛けに無理しないことだ。
懸念と手控えが強まっている中では大きな反動も期待できるだろうが、結果が悪くてもQE3維持するという強い味方がいる以上はFRBに逆らわないことが適切な判断。

仮に売り買い仕掛けるとすれば、予定されているAppleイベントがナスダック市場にインパクトを与えるはず、iPadなら相応の値段でも浸透しやすいことが好材料になるはずだ。
iPhoneの価格設定とは違った反応が出てくるので、性能さえ良ければ、強気なプライス設定が功を奏すと考え、ナスダックへの好影響は期待したい。
今晩はトラベラーズやユナイテッド・テクノロジーズなどのダウ採用銘柄が決算を発表予定
6時半にスタートした日経平均先物は相変わらずの小動きで、売り買い仕掛けるに向いてない展開だ。
19時以降から、米国では主要企業の決算発表を予定しており、その中でもダウ採用銘柄の行方が大きく左右するだろう。
また、連日IBMやUNHなどのダウ寄与度高い銘柄の低調が相変わらずな以上は、小幅でも弱含みに想定することが無難な方向だと考えている。

昨日は中古住宅販売が市場予想を上回っても、ほとんど動意付くことがなかった。雇用指標の賞味期限も30分と想定しておきたい。
雇用統計次第で動くという見方よりも、今週でピークを迎えるダウ採用銘柄の決算を無事通過させることが大事、上値の重い、ストレス感の溜まる夜となりそうだ。