【レンジ推移】9月雇用統計の反応はいかに? OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】97.50-99.00  【予想時刻】2013年10月22日 18:00
本日は発表が延期となっていた9月分の米雇用統計の発表が予定されています。市場予想の中心値は非農業部門雇用者数が18.0万人増、失業率は7.3%となっていますが、昨日からのジワリジワリとしたドルの上昇を見ると、市場の期待はもう少し高まっているような気がします。また、市場の注目が米政府機関の一部閉鎖の影響を見極めるため、次回11月8日発表の10月分の雇用統計へ移りつつあると考えられることから、今回の雇用統計のインパクトは比較的少な目になるのではと考えられます。とはいっても雇用統計は雇用統計。瞬間的な市場へのインパクトはそれなりに大きいと考えられます。
現在、米議会の不透明感が依然として残る状況に変わりはなく、QEの年内縮小観測がかなり後退している状況であるため、これを再燃させるには相当良い結果であることが求められると考えられます。非農業部門雇用者数変化の20万超え、前回数値の改善、失業率の低下などが揃って出てくるなどの状況となれば再燃、継続的なドル買いの可能性は高まると考えられますが非農業部門雇用者数変化が市場予想を上回るも20万未満というような内容となると短期的な上昇に留まる可能性も十分に考えられると思います。新規失業保険申請件数の推移、前哨戦となるADP雇用統計の推移を見てみるとネガティブサプライズは想像しにくいと考えられ、15-20万増のレンジ内に収まるのではないかと個人的には予想します。
しかし、悪い結果が予想しにくく、買いポジションが増加している状況で、ネガティブサプライズとなると市場の反応は過剰になる可能性があることには注意が必要です。

今夜の予定

21:30 米9月非農業部門雇用者数 
21:30 米9月民間部門雇用者数 
21:30 米9月失業率 
22:00 米8月対米証券投資 
23:00 米10月リッチモンド連銀製造業指数 
23:00 米8月建設支出