本日の雇用統計の値動きを大胆予測!

個人投資家予想レンジ(ドル円)
個人投資家予想レンジ(ドル円)
98.18(前日終値)~99.00(心理的節目)
現在のレートは98.36です。(20:20)

発表前になり、予想レンジが上振れてきました。
米系の買いが入っているという噂も下値を支え続けているようです。

<今夜はどうなる?>発表延期となった9月雇用統計に注目!
21時30分発表
「米・非農業部門雇用者数/失業率」 注目度★★★★★
前回:16.9万人 7.3% 予想:18.0万件 7.3%  
前回10分間の変動幅‐68pips
個人投資家の予想は
56%が買い(円安)
44%が売り(円高)という結果になっています。

売り買い予想が均衡していますね。
本来の雇用統計とは状況が違うため、新規失業保険申請件数の数字は良いものの、疑心暗鬼となっていることでしょう。

前回の発表前後の値動きは、図のとおりです。
<経済指標から雇用統計の数字を予測>
昨日同様、先行指標で雇用統計の数字を予想してみたいと思います。
あくまでも、本日発表される数字は50%ほどの集計率ですので、改定値に振らされてしまうことが多いですよね。

■ポジティブな経済指標
「新規失業保険申請件数」
→9月は平均30.35万件と、8月の平均32.86万件より明らかに改善。
「ISM製造業景況指数」
→前回53.3から9月は54.4へと改善

■ネガティブな経済指標
「ADP雇用者数」
→8月17.6万人より悪化し16.6万人。
「ISM非製造業景況指数」
8月57.0から52.7へ大幅に悪化

経済指標を見る限りは、まちまちとなりなんとも予想し難い結果が並んでいます。
しかし、新規失業保険申請件数の数字が明らかに改善していることから、前回値の+16.9万人よりも良い数字が出そうですが、20万人には届きそうにありません。

非農業者数雇用者数予想
17.0~20.0万人

<発表後の上下のポイント>
次に、これまでの値動きと市場参加者の声から、変動レンジを予想してみましょう。
インターバンクディーラーの声をみてみると、揃いもそろって「売り」の戦略となっているようです。
割合で言うと、9対1くらいでしょうか。
これほどまでに予想が傾いていると、非常にボラティリティが高くなることが多いので、値ごろ感でのトレードは危険です。

さて、ドル円の上値目途ですが売り注文があるゾーンは98.50~70円のようです
が、今のレベルから上昇するとさすがに越えられるでしょう。
となれば、次は98.80~99円という債務上限問題解決後の高値となります。
ここを越えてくると、約1か月ぶりのフレッシュなゾーンとなるため、売りオーダーが多いとされる99.50円まで上昇が見込めます。

下値目途ですが、まずは先週の安値である97.50円となります。
ここを割り込んでしまうと、96円ミドルまでサポートラインがありませんので、
大幅下落も覚悟した方が良さそうです。

現在のマーケットのセンチメントはあまり良くありませんので、どちらかというと下落の方が反応が良さそうです。
昨日のエバンス米シカゴ連銀総裁のコメントでも、
「量的緩和の縮小、12月はとても難しい」
「FEDは20万人程度の雇用の増加幅を確認する必要」と厳しい言葉が並びました。

仮に上昇したとしても、99円台を抜けない限りは、10月の指標悪化の思惑から売りたい投資家が叩いてくる可能性が高いと思われます。

火曜日の雇用統計ということで、どこか釈然としない気持ちを抱えたまま発表を迎える人も多いのではないでしょうか。
いつもとは違い、明日の日経平均にもダイレクトに影響を与えますので、それがどういった値動きとなるのか気になるところですね。