主力大型は、依然として精細欠く

超低位株物色が旺盛
前場11時すぎからじわりと買い気が多くなってきた東京市場ですが、後場は一段とこの傾向が強まりました。
12時50分には、本日ザラ場高値14747円まで上昇。その後伸び悩みで押しが入りました。
ドル円は98.30円前後で横這い推移。
100円台、あるいは100円以下の「超」低位株に物色が集中する傾向が続きました。
日経平均は、13時45分ごろまで押し目が入りましたが、後場の安値はこのときの14687円。
その後は大引けに向かって次第に切り返す展開となりました。
一応大引けでは、日経平均現物は14700円台を確保したまま終わりました。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(10月21日⇒10月22日)は上昇銘柄群が、77.2⇒74.6%。下落銘柄群が22.8⇒25.4%。
6色帯は、5日連続で「緑(上昇)。
日経平均現物・先物は、「先読み」「未来の窓」が昨日と変らず、連続ピンクながら、頭打ち想定。
肝心のドル円は、「先読み」、「未来の窓」は、前場と変らず、75日足をこのまま横這いで上回っていく可能性も示唆されています。
日経平均現物は、このところ非常にザラ場の値動きが小さく、なかなか9月27日の高値14817円が抜けません。
当時は、98円台から99円台までドル円が滞空していた時期ですから、為替を比較しただけでも、其の分日経平均は低くても致し方ないといったところでしょう。

(下げ、上げの日柄)
日経平均現物の終わり値ベースで見てみますと、9月27日高値から10月8日安値13748円まで9日間。
この10月8日安値から、本日までで10日間。
10月9日もほぼ同値近い安値ですし、終わり値ベースでは9日が安値ですから、9日から計算しますと、本日で9日間ということになります。
日柄的には直近の下げ日数と同じだけ上昇したわけで、リズムとして頭打ちになることも考えられそうです。

(米雇用統計)
一応、遅れて発表の雇用統計ですが、言わずと知れた様子見ムード。
もともと政府機能一時閉鎖以前のデータですから、ほとんど参考にならない、というのが市場の見方のようです。
今のところ、NYダウ工業株指数のグローベックス先物は、5ドル安と小甘い程度の気配。
個別銘柄の取り組み方注意
決算は魔物です。
アナリスト予想に届いたか届かなかったかでも明暗が分かれたりしますが、そうしたことがあろうとなかろうと、それまでの該当銘柄の需給の状況によっては、思いもかけない波乱が起こったりします。
先週、決算発表の皮切りとなった安川電機6506も、上方修正であったにもかかわらず、続落のままとなっています。
本日では、三井金属<5706>が、当初大幅高となっていたにもかかわらず、後場大変な商いの末、けっきょくマイナスです。
さらに、オリエンタルランド<4661>も、上方修正でしたが、6日続落で、下げ止まりません。
機関投資家と思われるなんらかの主体が、断続的に売っていると考えることもできますから、要注意です。
もしそうだとすれば、9月中旬~10月前半の売りを第一波とすると、第二波が静かに始まっているのかもしれません。
決算前に買いにいくのは構わないのですが、こういうこともありうるので、必ずキャッシュの余裕を持ってポジションの管理をしましょう。
指数自体は、まだ上昇する可能性が高いとは思いますが、個別銘柄はかなり波乱含みです。
こういったこともあって、おそらく主力株中心に概して出来高も少なく、市場参加者は静観に終始していると思われます。