日本取引所が後場軟化、14年3月期通期増額修正もサプライズ乏しい

 日本取引所グループ<8697.T>が後場に入り軟化した。同社は23日、前引け後に13年4~9月期の連結決算を発表、売上高に相当する営業収益は617億2300万円、営業利益は282億200万円、最終利益は165億5000万円だった。1月に東証と大証の経営統合によって発足した関係で前年同期比較はできないものの、参考値として旧東証と旧大証を合算した最終利益65億円の約2.5倍の水準。アベノミクス効果による株式市場の活性化やIPOの増加が収益に大きな追い風となっている。14年3月期通期の業績は営業収益を従来予想の1015億円から1050億円に、営業利益は365億円から385億円に上方修正しているが増額幅は限定的で、最終利益については従来見通しの220億円を据え置いたことから、やや失望感が広がったとみられる。前引けは前日比77円高の2382円まで買われていたが、サプライズに乏しく後場寄りに短期筋の売りを誘い、前日終値近辺でもみ合う形となっている。

日本取引所の株価は12時52分現在2306円(△1円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)