午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、リスクオフで145円乗せに

 23日の債券市場では、先物中心限月12月限は大幅続伸。為替の円高進行とともに株式市場が急落したことを受け、リスクオフ姿勢の高まりから債券買いが強まった。
 後場の先物は144円96銭でスタートし、一時145円00銭まで上昇した。145円乗せは5月初旬以来、約5カ月半ぶり。米9月雇用統計の非農業部門雇用者の増加数は市場予想を下回り、量的緩和の縮小開始には後ズレ観測が浮上。前日の米長期金利が2.51%台に低下するなか、日本の10年債利回りも一時0.6%まで下がった。市場からは、「中国で金融引き締め観測が浮上したことも市場の警戒要因となった」(アナリスト)との見方も出るなか、安全資産の債券には買い物が集まる展開となった。
 この日の先物12月限は144円87銭で始まり、高値は145円00銭、安値は144円86銭、終値は前日比12銭高の144円91銭。出来高は2兆252億円。10年債の利回りは前日比0.010%低下の 0.605%、 20年債は同0.015%低下の1.455%、30年債は同0.020%低下の1.585%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)