あす(24日)の為替相場見通し=97円台前半の攻防続く

 あすの東京外国為替市場の円相場は、97円台前半を中心とする攻防が続きそうだ。予想レンジは1ドル=96円50~97円80銭、1ユーロ=132円50~134円50銭。この日は、午後に入り急激な円高が進行。22日発表の米雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想を下回り、量的緩和の縮小開始に後ズレ観測が強まった。これを受け米金利が低下したことは、日米金利差縮小による円買い・ドル売り要因に働いた。また、午後に入り「中国市場で金融引き締め思惑が浮上した」(市場関係者)ことも、リスクオフ姿勢を高めさせた。チャート上のポイントは「200日移動平均線がある97円20銭台」(アナリスト)との見方があり、このラインを超えた円高が進むと、一気に円買いに拍車がかかる可能性もある。あすは、中国10月HSBC製造業PMIの発表がある。同PMIの内容次第では、市場が左右される展開もあり得るだけに関心を集めている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)