【下落】更なる下落にご注意を OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】96.00-98.00  【予想時刻】2013年10月23日 18:00
昨日は久しぶりの雇用統計。市場予想を下回る非農業部門雇用者数にドル円は急落スタート。その後発表前の水準まで戻すも上値の重い推移が続きました。そして、事件はアジア時間午後におこりました。ジリジリ進む円買いに午後から日経平均がマイナス圏に。一気に強まった株価下落と連動し、急降下という展開になりました。昨日ビンビンだった円以外のドルストレートも失速。クロス円全般も急落する展開となり、投げ売り、ストップロス等の連鎖となりました。今年の5月後半くらいからアジア時間に度々見られた光景を思い出させるような展開となりました。主要アジア株式が総崩れとなったことから、欧州株もこの流れを引き継ぐ可能性は高く、欧州時間以降も度々下値を探る動きとなる可能性が高いと考えられます。直近の日足チャートを見ますと高値を切り下げ、安値も切り下げている嫌な空気が漂っていることから、売りが更に加速するリスクがあることに注意が必要です。97円を割り込んだ辺りや10月初旬の安値である96.55の辺りを割り込んだところにはストップ売りも多く潜んでいる可能性が高いだけでなく、売りで仕掛けてくる動きも出てくると考えられます。現状、米議会の不透明感、QE縮小時期後退濃厚という状態で円安神話が徐々に後退しつつあり、年内の上昇は見込みづらいことから、年明けから仕込んだ参加者達が年末にかけて利益確定を入れていくという動きが強まるかもしれません。

今夜の予定

本日は米経済指標の発表がいくつか予定されていますが、相場への影響は限定的なものになると考えられます。株価動向、米金利状況をみながら動くような展開となることが予想されます。

20:00 米MBA住宅ローン申請指数 
21:30 米9月輸入物価指数
22:00 米8月住宅価格指数 
23:30 米週間原油在庫