ダウは小幅高に踏み止まると想定も、ネット関連は利益確定売り継続か?

23日のNY株式市場はダウの小幅ながら続伸する展開を想定している
中国での金融引き締め懸念、昨晩も市場予想を下回っていた雇用指標の結果が再度燻るリスクもあり、地合いとしては売り込まれやすい地合い。
今晩もダウ採用銘柄が決算を発表予定、いずれもダウ指数の寄与度でもハイレベルな決算イベントなので、警戒度はすでに高まっているはずだ。
先週までの政府機関閉鎖の影響が決算に反映されるのではないかという懸念要因も、マーケット動向に重く圧し掛かっている。
しかしながら、今晩予定の注目材料を見る限り、コモディティと決算発表銘柄さえ踏み止まれば、ダウはあっさり続伸ということも考えられる。
今晩予定の米国経済指標に、特に影響力を注視するイベントはない
今晩のイベントについては、住宅価格指数や物価指数などの発表が予定されているが、ドルが多少ボラる程度で影響はないと言って良い。
注意すべきところは、原油在庫統計で想定以上の在庫増加となれば95ドル台も視野に入りやすく、コモディティ軟調が足かせとなりやすいことだ。
また、特に注目イベントがないだけにMBA住宅ローン申請数の結果も為替にとっての手掛かりになる可能性は、20時以降注意しておく必要がある。
しかしながら、特に失速する材料に事欠く日、ダウ採用銘柄の決算結果でよほどネガティブサプライズとならなければ、私は続伸すると見ている。
今晩はボーイング、キャタピラーのダウ採用銘柄が決算を発表予定
16時半にスタートした日経平均先物は軟調、一時14300円を割り込んで推移、米国時間入りを前に売り仕掛けが優勢となっている。
今晩はダウ採用銘柄の決算、米国の主力を担う企業だけにインパクトは大きいが、想定するほど悪い内容でなければ買い戻しは案外進みやすい。
ただし、それは単なる買戻しだけであって、米国株をロングに振り向けるモノではないことを強調しておきたい。
昨晩からナスダック市場の人気銘柄が利益確定売りを加速させており、日本株にとってはここが非常に重要なポイント。
したがって、ダウが反発したとしてもネットフリックスやリンクトイン、テスラM、フェイスブックなどの銘柄が下げ止まらなければ、日経平均先物やドル安リスクは高まるだろう。
ダウは小幅反発想定も、ナスダック人気銘柄の動向に注意が今晩のスタンスだ。