東京株式(寄り付き)=米株安受けて売り先行

 24日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比81円安の1万4344円と反落。日経平均は前日に大幅反落し10月8日以降の急速な上昇相場で初めて押し目らしい押し目を形成したが、前日の米国株市場でNYダウが54ドル安と反落したこともあって、足もとの利益確定を急ぐ動きが続いている。中国の金融引き締め観測や欧州の金融システム不安が再度浮上してきていることも売りを誘う背景となっている。外国為替市場では1ドル=97円台前半の推移と円高水準でのもみ合いが続いており、ここからの一段の円高に対する警戒感も根強い。ただ、全体売買代金は前日2兆円台を回復するなど増勢にあり、売り一巡後は市場参加者の増加と相まって、好調な企業業績への期待が下値を支える展開も考えられる。業種別には石油、水産、医薬品などを除き総じて安い。値下がりで目立つのは、その他金融、鉄鋼、機械、卸売など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)