本日も攻防戦だが、下値の堅さは健在…!?

「まさか…」が起こった昨日
※ご注意:予想期間は10月25日と表示されていますが、本日(24日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 想定したシナリオを狂わすその「まさか…」が、昨日は起こってしまいました。

 中国の金融引き締め観測に伴って東京タイム正午頃から上海株が下落を始めると、アジア株式全体が下落に転じていきました。その中でも“行き過ぎ感”が垣間見えつつあった日経平均の下落は顕著となり、リスク回避姿勢に伴った円全面高はドル円を97円前半へと一気に駆け下ろしました。「QE縮小の後ズレ」への思惑を背景に米長期金利が2.46%台へとさらに低下したことも、こうした動きを後押ししたと見られるところです。
しかし最終的に200日移動平均線は維持…
 もっともアジア株式が全面安となったリスク回避姿勢ですが、欧・米株式にはそれほど波及しませんでした。NYダウは一時110ドル超まで売り込まれたものの、最終的には50ドル安程度と穏やかな下落に留まりました。このため“強力”な抵抗ラインと見られる200日移動平均線(昨日は97.27円)をも一時割り込む急落でしたが、同ラインを下回った水準ではドル買いニーズも強く、下値は支えられ続けました。
本日も攻防戦だが…
 このため本日のポイントは、この200日移動平均線(本日は97.30円)を巡る攻防がメインシナリオということになります。

 同ラインは昨日も割り込まれていることから、“強力”とはいいつつも、“頑強に割り込まさない”といった展開は想定しづらいところです。このため再び下値を模索してくると考えるのが自然ということになりますが、一方でリスク回避姿勢は昨日の欧州タイム序盤で急に弱まってしまった感があります(…というか、昨日の動きは行き過ぎ…?)。このためドル円を含めたクロス円全般が、その後に下値を堅くしたのはご承知の通りです。このため昨日安値(97.15円)や大台(97.00円)割れを示現するには、さらなる“別の材料”が必要になってくると考えるのが自然です。
下値の堅さは本日も健在…!?
 200日移動平均線を割り込む場面は、“本日も見られる可能性が高い”ものの“ストップロスを絡めることはなく”、“下値の堅さを確認”した上で“行き過ぎ?を調整する反発を見せ”、そして“同ラインを上回って引ける”。そんな展開を想定しておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:98.294(10/17~10/23の61.8%戻し)
上値4:98.076(10/17~10/23の50%戻し)
上値3:97.972(10/22~10/23の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス、大台)
上値2:97.818(20日移動平均線、10/17~10/23の38.2%戻し、10/22~10/23の50%戻し)
上値1:97.658(10/22~10/23の38.2%戻し)
前営業日終値:97.396
下値1:97.268(200日移動平均線)
下値2:97.151(10/18安値、10/8~10/17の76.4%押し)
下値3:96.968(ピボット1stサポート、大台)
下値4:96.828(10/9安値)
下値5:96.539(ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:33 ドル円 抵抗・支持ライン追加