東京株式(大引け)=60円高、後場先物を絡め切り返す

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 24日の東京株式市場は朝方売り先行、先物主導で日経平均株価は一時150円超の下げとなった。しかし、前引けにかけ下げ渋り、後場後半から先物が買い戻され大引けはプラス圏で着地している。
 大引けの日経平均株価は前日比60円高の1万4486円と反発。東証1部の売買高概算は23億1125万株、売買代金は1兆8920億円。値上がり銘柄数は1321、対して値下がり銘柄数は309、変わらずは124銘柄だった。
 きょうの東京市場は前日の欧米株市場が総じて軟調だったほか、円高水準でもみ合う為替相場への警戒から朝方は利益確定を急ぐ動きが継続した。中国の金融引き締め観測に加え、欧州の金融機関にストレステストを行うとの報道も投資家心理を冷やしている。日経平均は軟調に推移するアジア株を横目に先物安からの裁定解消売りに一時150円超の下げを演じたが、その後は主力株への押し目買いを足場に下げ渋った。後場は海外投資家などの買いも観測されるなか、カラ売り筋の買い戻しを誘発して14時半過ぎに前日終値を上回る展開となった。
 個別では、ソフトバンクがきょうも売買代金トップで高い。売買代金2位の日立も急伸した。アステラス薬、KDDIなどが堅調。熊谷組、ライト工などが買われ、KIMOTO、JINなども値を飛ばした。OKI、アスクルなども上値を大きく伸ばしている。一方、フォスター電が大幅安、ぐるなび、パソナなども売られた。ゼオン、タクマ、コマツなども安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)