3M、XEROXの決算結果次第だが、あえてダウの続伸に期待

24日のNY株式市場はダウの続伸、良好な企業決算に支えられる展開を期待している
16時半以降に発表されたユーロ圏各国のPMIはまちまちな結果で、これまで一辺倒に上昇していたユーロの基調に変化が出ているが、米国時間以降のポジティブな展開に期待したい。
ダウ・ケミカルはじめ、工業株採用銘柄のゼロックスや3Mが決算発表を予定しており、昨日のキャタピラーのインパクトほどではないが、材料視されると考えている。

東京時間で一辺倒に上昇基調を継続していたユーロ主導の展開とは違った流れになっているので、米国での無事通過できるかどうかが大きなポイント。
今回の決算で失望な内容となった銘柄は、引き続き売り需要が継続しているので、ダウの一段高を示現するには今晩発表の銘柄がポジティブな内容であることが重要だ。
したがって、19時半以降の決算発表と21時30分の経済データがマーケットにやさしい結果となれば、明日のギャップアップも期待できると見ている。
今晩予定の米国経済指標は、貿易収支と新規失業保険申請件数が発表予定
今晩の経済データについては、21時半に貿易収支と新規失業保険申請件数が発表予定、貿易収支については輸出総額の結果が重要視されるだろう。
新規失業保険申請件数については、前週市場予想より大幅に悪化したが、反応は限定的なものにとどまった。この結果はQE3の行方につながるだけと捉えておきたい。
ユーロ圏のPMIは市場予想を下回る結果が相次いでいる、特に製造業指数の鈍化が顕著になっているので、ユーロ通貨が支援する株高は想定し辛い。
それだけに何かと弱含みに推移しているドル通貨が経済指標や企業決算で巻き戻し的な動きが出てくるかどうか、ここに大きなポイントが存在していると考えている。
今晩のダウ30採用銘柄決算発表で、決算イベントはピークを迎える
16時半にスタートした日経平均先物は軟調、市場予想に届かなかったユーロ圏諸国のPMIの悪化が主な要因。
今晩の予定されているイベントなどを考えれば、中国PMIの結果が貿易収支改善を期待を高めているので、その反動も懸念されるところだ。
しかし、ユーロ圏経済指標が振るわなかったことで、米経済指標の結果次第でドル買いの巻き戻しとなれば、指数先物が受ける悪影響は限定的だろう。
今晩のダウ工業株指数については続伸を想定、ただし日本株の動向はアマゾンの決算結果が鍵を握っており、夜間終値とのギャップには注意、額面どおりに受け取れないはずだ。