【買い】モバイルクリエイト(東証マザーズ・3669)隠れ「おもてなし銘柄」に注目

インフラやスポーツ用品銘柄だけでは無い、隠れ「おもてなし銘柄」に目を向ける
■注目銘柄

モバイルクリエイト(東証マザーズ・3669)

同社は携帯通信のインフラを活用した移動体通信網及び、GPSを活用した「タクシー自動配車システム」などを提供する移動体通信事業です。

沖縄のバス会社4社とモノレール会社1社に「電子決済システム」が採用された事や、先月17日に発表された、NTTドコモ(東1、9347)向け業務用車載型パケット対応トランシーバー端末納品により「約3億8千万円の売上を見込む」など業績好調。今月11日に発表された第1四半期発表により、一旦値を下げ現在調整中ではありますが、通期の経常損益は前回予想を据え置き「37.2%増益の705百万円」と予想している事からも底堅さが伺えます。

また、2016年5月31日で従来の「アナログ無線の廃止」が決定していますが、全国のタクシー車両数26.5万台程が、デジタル無線へ完全移行しなければなりません。機器入れ替えの初期費用は1台あたり100万円にもなるといわれており、単純計算でも「2650億」と、その魅力的なマーケットに参入している同社の反転時期は近く、押し目買いの好機と考えます。

そして、2020年夏季五輪開催地が東京に決定した事で、インフラ整備に関わるゼネコン関連や含み資産関連、直近ではアキレス(東1、5142)やグローブライド(東1、7990)の様な、オリンピッ関連銘柄が盛り上がりもやや一服気味と見られるなか、同社も関連銘柄であると見ています。

同社のシステムはタクシー利用者から電話を受けた際、NTTドコモのFOMAネットワーク回線を利用し、GPSから最も近い車両を自動選択し向かわせるだけでは無く、顧客のニーズに応え「黒塗り車両や介護車両」等の車両選択も可能としています。

1964年開催の東京オリンピックでは、日本のタクシードライバーの献身的な対応にオリンピック組織委員会からタクシー協会に感謝状が贈られた経歴がある様に、開催に向けて「英会話対応ドライバー」だけでなく「高齢者や車椅子利用者」など、様々なニーズに対して配車する事を可能とする同社のサービスには、魅力的なマーケットの中でひときわ輝く『おもてなし銘柄』として、今後の躍進に期待しています。

小野山 功