外為サマリー:1ドル97円30銭前後で一進一退、手掛かり材料難で方向性欠く

 25日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=97円28~29銭近辺と前日午後5時時点に比べ12銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=134円17~21銭と同13銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は、97円30銭前後で推移。米9月雇用統計の発表後の23日に急激な円高が進行した後は、97円台前半での膠着状態が続いている。この日発表された9月の全国消費者物価指数は前年同月比で0.7%上昇したが市場の反応は限定的だった。米量的緩和縮小開始の先送り観測は強く円高懸念も出ているが、一段の円買い・ドル売り材料には欠ける状態。このなか、「200日移動平均線のある97円20銭台がサポートライン」(アナリスト)となっており、97円20銭前後では円売り・ドル買いが強まる展開となっている。
 ユーロは、1ユーロ=1.3793~94ドルと同 0.0005ドルのユーロ高・ドル安。欧州景気回復期待もあり、前日のニューヨーク市場では、一時、1.3826ドルと2011年11月以来の水準まで買われている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)