<動意株・25日>(大引け)=冶金工、東京一、長大など

 日本冶金工業<5480.T>=全般急落地合いのなか逆行高。8月下旬からの上昇相場では特定資金介入思惑も根強く、日々継続する大商いが人気性の高さを代弁。信用取組も買い長とはいえ売り残、買い残ともに厚みを加えながら、10月18日時点で信用倍率は2.0倍と需給相場の資質は十分。ニッケル精錬からの一貫体制を敷くステンレス専業メーカーだが、高機能材の需要が好調で今3月期は大幅黒字濃厚。「売買代金がいまの水準をキープできれば9月24日の年初来高値400円払拭も可能」(中堅証券)との見方が出るなか、大相場再現の可能性も出てきた。

 東京一番フーズ<3067.T>=後場に入りストップ高。前引け後に集計中の13年9月期業績について、従来予想の売上高33億5000万円、経常利益1億9000万円を上回り、売上高33億7000万円(前の期比3.9%増)、経常利益2億3000万円(同24.3%増)になりそうだと上方修正を発表。既存店売上高が想定を上回り好調に推移したことや「魚王KUNI」(吉祥寺)の出店、東京都のふぐ取り扱い規制緩和による身欠きふぐの需要が増加したことなどが寄与したとしている。

 長大<9624.T>=ストップ高。24日に、正和電工と共同して、ベトナム・ハロン湾周辺地域で、分散型排水処理システムを活用した水環境改善を通じてODA案件化と民間事業化の事業可能性調査を実施することになったと発表しており、これを好感した買いが入っている。この調査は外務省の「平成25年度政府開発援助海外経済協力事業委託費による案件化調査」の採択を受けたもので、今月より既に業務に着手。来年2月末までの約5カ月間にわたって実施される予定。

 ガイアックス<3775.NG>=ストップ高。きょう付の日本経済新聞で、「スマートフォン向け無料通話・チャットアプリの開発を手掛けるLINE(東京都渋谷区)は、東京証券取引所に上場する方針を固めた」と報じたことから、名証ではLINE公式アカウントの運用支援サービスを展開する同社が人気を集めている。同社の支援サービスはクライアント企業の状況に合わせて「コンテンツ設計」、「ライティング」、「投稿代行」を行うもので、クーポンや店舗来店までの効果測定などもオプションで対応。LINEの認知度がさらに高まれば同社の支援サービスへのニーズも高まりそうだ。

 富士通ゼネラル<6755.T>=急伸。前日取引終了後に発表した今14年3月期第2四半期累計(4~9月)決算は増収減益ながら前回予想を上回り、通期業績予想を上方修正したことが好感されている。売上高は前回予想の2350億円を2450億円(前期比17.1増)へ、営業利益160億円を170億円(同12.4%増)へ増額するなど、売り上げ、利益ともに前回予想を引き上げた。国内外で主力の空調機販売が伸び、コストダウンや円安効果も利益を押し上げる。

 省電舎<1711.T>=一時5日連続のストップ高。24日の引け後、同社の子会社であるドライ・イーがエナリス<6079.T>の子会社であるエナリスDEバイオガスプラントと、バイオガスプラント建設工事の請負契約を締結したと発表したことが好感されている。大手飲料メーカーの受託製造会社である日本キャンパック群馬工場のバイオガスプラントの建設を請け負う。請負金額は7億円で2014年3月期の業績予想に与える影響はないとしている。
 
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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)