外為サマリー:一時96円台に円高進む、200日移動平均線を突破

 25日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=97円11~12銭近辺と前日午後5時時点に比べ29銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=134円16~20銭と同14銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は午後1時過ぎから急速な円高が進行。200日移動平均線がある97円20銭台がチャート上の抵抗線となっていたが、このラインを突破するとともに、円高が加速した。午後1時30分過ぎには一時、96円91銭をつけた。円買い一巡後は、97円台に値を戻しているが、「97円20銭を割れば円買いの攻勢をかけている投資家は勢いづく」(市場関係者)とみられており、欧州市場が始まる夕方以降の海外投資家の動向に関心が集まっている。
 来週は29日から30日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。市場では、量的緩和の縮小開始は来年1月か3月との見方が多いが、FOMCに向けやや手控え気分が出る可能性がある。また、日本でも31日に日銀金融政策決定会合が予定されている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3816~17ドルと同 0.0028ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)