東京株式(大引け)=398円安、円高とアジア株安で急落

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 25日の東京株式市場は売り先行で始まった後、下値模索の動きを余儀なくされた。後場は先物主導で下げ幅を広げ、日経平均株価は安値引け。にわかに1万4000円大台攻防の様相となっている。
 大引けの日経平均株価は前日比398円安の1万4088円と急反落。東証1部の売買高概算は24億1139万株、売買代金2兆8332億円。値上がり銘柄数は186、値下がり銘柄数は1501、変わらずは69銘柄だった。値下がり銘柄数は1500を超え、全体の85%強を占めている。下げ幅は8月7日の576円安以来の大きさとなった。
 きょうの東京市場はシカゴ先物安に追随する形で朝方から軟調、その後は一段と下値を探る展開となった。為替が取引時間中に1ドル=97円台を割り込むなど円高に振れ、総じてアジア株が軟調に推移するなか売り急ぐ動きが強まった。後場に入ると、買い手控えムードの強い中で先物に売りが膨らみ、裁定解消売り圧力が下げを助長した。後場後半いったん下げ渋ったものの、大引けにかけ、日経平均寄与度の高い値がさ株に売りがかさみ、この日の安値で着地した。
 個別では、売買代金上位の主力株はほぼ全面安。ソフトバンクが大幅安となったほか、トヨタ、富士重なども軟調。ファーストリテも大きく値を下げた。日本金属、日ケミコン、洋鋼鈑なども急落している。一方、主力値がさ株の中で異彩高となったのは村田製。このほかネオスが値を飛ばし、富士通ゼ、SMKなども買われた。冶金工、熊谷組、サニックスなども上昇。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)