【レンジ推移】不安だらけ・・・。 OANDA Japan 佐藤 甲

【小幅下落】96.00-98.00  【予想時刻】2013年10月25日 18:00
昨日の米国の経済指標は新規失業保険申請件数が市場予想を若干上回りましたが市場への反応は限定的なものとなりました。貿易収支は若干赤字が縮小、マークイットのPMIの速報値は前月の52.8から下落し51.1となり、米財政協議の不透明感を意識させる結果となりました。ドル円相場は97.20-45の狭いレンジでの推移を繰り返しましたが、本日のアジア時間は日経平均が400円近くの大幅下落となったことからドル円も均衡を破り安値を切り下げる展開となりました。200日移動平均線も割り込み96.95近辺まで安値を切り下げました。アジア株が総崩れとなったことから欧州時間以降も株価の上値は重く推移することが想定されます。QE縮小観測が遠ざかったことから米株は底堅さをみせるかもしれませんが、財政協議への不透明感からリスク回避色が強くなる可能性が残ります。経済指標によるブレはでると思われますが、日足チャート200日移動平均も割り込んできていることや、96.80を割り込んでくるとその下にあるストップの嵐が透けて見えてきていることなどから、思わぬ下落には注意が必要です。
今夜の予定
本日は耐久財受注、ミシガン大消費者信頼感指数の確報値の発表が予定されています。耐久財受注は関連するISM製造業景況指数の新規受注が全月から低下していますが、航空機関連での受注増加などから全体では2.3%増と強気の予想となっています。現在相場全体がネガティブな方向を向いていることから、ネガティブな材料となると傾きかけてるドル円が崩れるきっかけとなるかもしれません。

21:30 米9月耐久財受注 
22:55 米10月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値
23:00 米8月卸売在庫

【参考データ】OANDAグループの顧客の取引状況
OANDAグループの顧客のポジション状況は買いポジションが70%台と依然として買いポジションに傾いています。昨日よりも下落したことから含み損を抱えた苦しいポジションが増加しています。さらに下落を強めた場合、これらが損切、ロスカットとなると下落を強める手助けをする可能性があります。オーダー状況は96.5にかけて買いオーダーが厚めに並びます。上には厚めな買いが100.50近辺まで節目を中心に並んでいて上値を引き続き重くしそうな状態が続いています。