来週の為替相場見通し=96円台での円高試す局面も

 来週の東京外国為替市場の円相場は、96円台の円高を試す可能性がありそうだ。予想レンジは1ドル=96円30~97円50銭、1ユーロ=133円50~135円50銭。今週は22日に発表された米9月雇用統計の内容が市場予想を下回ったことをきっかけに97円台前半へ円高が進行した。その後、200日移動平均線のある97円20銭前後がサポートラインとなっていたが、25日に一時96円90銭台まで円高が進み、チャート上は一段の円高を探る形となっている。状況次第で今月8日の96円56銭が意識される形となる可能性もある。来週は29日から30日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる。年内の量的緩和の縮小開始はない、との見方が有力となっているが、FOMCの接近とともに売買手控えもあり得る。30日の米ADP雇用統計も関心を集めそうだ。また、31日には日銀金融政策決定会合があり黒田総裁の会見も注目される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)