来週の株式相場見通し=急落の反動で自律反発、円相場次第で波乱展開も

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 来週(28~11月1日)の東京株式市場は、今週末25日の日経平均株価大幅安の反動もあり、自律反発の展開が予想される。想定レンジは1万3800~1万4500円とする。
 25日の東京株式市場は、後場に入り先物主導で下げ幅が加速。日経平均株価終値は、前日比398円安の1万4088円と急反落し、急転直下1万4000円大台攻防の様相となった。東証1部の値下がり銘柄数は1500を超え、全体の85%強を占める全面安。
 市場関係者からは「外国為替市場で、これまで円高の歯止め水準として認識されていた円・ドル相場の200日移動平均線(97円20銭台)を一気に突破して、一時1ドル=96円台へと円高が進行したことで、嫌気売りが加速した」との見方も出ていた。また、複数メディアによる「出資するアリババの米国・香港市場への上場計画が、当面中断される方針」との観測報道で、日経平均寄与率の高いソフトバンク<9984.T>が売られたことも全般地合いを暗くしたようだ。
 日程面では、9月の家計調査、9月の失業率・有効求人倍率(29日)、9月の鉱工業生産(30日)、日銀金融政策決定会合(31日)に注目。海外では、米9月の鉱工業生産・設備稼働率(28日)、FOMC(~30日)、米9月の小売売上高(29日)、米10月のADP雇用統計、米9月の消費者物価(30日)、中国10月の製造業PMI、米10月のISM製造業景況指数(1日)が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)