ヤフーが小動き、14年3月期業績予想と自社株買いを発表も利益伸び悩みで反応限定的

 ヤフー<4689.T>が小動き。前週末25日の取引終了後、従来未定としていた14年3月期通期の連結業績予想について、売上高3871億4100万円(前期比12.9%増)、経常利益1935億2700万円(同2.6%増)を見込むと発表したが株価の反応は限定的のようだ。ネット広告の好調が業績を牽引するが、「Yahoo!ショッピング」への出店無料化などeコマース事業の新戦略に伴う費用の発生で、売上高の伸びに比べて利益の伸びは鈍化する見通しであることもネガティブ視されているようだ。
 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結業績は、売上高1880億4000万円(前年同期比20.2%増)、経常利益981億3800万円(同13.1%増)となった。スマートフォン向けの好調でネット広告が好調に推移。「Yahoo!プレミアム」やゲーム関連サービス、データセンター関連の売り上げも伸びた。
 なお、期末一括配当についても4円21銭を計画しており、10月1日を効力発生日とする1対100株の株式分割を考慮すると前期の401円より実質増配を予定。また、6000万株(発行済み株式数の1.0%)、300億円を上限とする自社株買いを発表したが、これらを好感する動きは少ないようだ。

ヤフーの株価は11時8分現在497円(▼4円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)