上値は重いが200日線のサポートなどで底堅い=外為どっとコム総研 神田卓也

日経平均300円高もドル/円は97.60円台にとどまる
東京市場のドル/円は、株価が堅調に推移する中で底堅さこそ見せたものの、97.60円台では伸び悩むなど、動きとしては鈍かった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を明日からに控えて、ドル買いには慎重なムードがくすぶっているようだ。
米QE縮小先送り観測でドルの上値は重いが・・・
FOMCによる量的緩和の縮小は来年3月以降に先送りとの見方が広がる中では、米長期金利の上昇が見込みづらく、ドル/円の上値は重いと考えざるを得ないだろう。
一方で、200日移動平均線(執筆時点:97.383円)のサポートや、96円台に控える買いオーダーの厚さから、足元で大きく下押す事も考えにくい。
97円台でもみ合う公算
本日は、米9月鉱工業生産(22:15)や米9月中古住宅販売成約(23:00)の発表が予定されているが、ドル/円の反応は限定的と見られ、97円台でもみ合う公算が大きい。