米アップル決算に対する期待が先行し、3市場とも続伸を想定

28日のNY株式市場は、ハイテク株決算への期待が先行し、続伸するとみている
時間外取引のCME米国株式指数先物は上昇、企業決算に対する期待からリスク選好色強い展開を先取りしているようだ。
アジア・オセアニア市場でも、オーストラリアが5年ぶりの高値を更新し、米アップル決算に対する楽観的な見方が強まっている。
また、先週のミシガン消費者信頼感指数は市場予想を下回ったが、株価指数に影響することなくS&P500などは高値を更新している。
明日はFOMCの結果も予定されているが、需給的な要因であれ、買い方に分がある展開が継続しているので、逆らわない対応が要求されるだろう。
今晩予定の米国経済指標は、中古住宅保留指数と鉱工業生産などが発表予定
今晩の経済データについては、中古住宅保留指数、鉱工業生産、設備稼働率、ダラス連銀指数が予定されているが、さほど重視されないだろう。
先週末は耐久財、ミシガン消費者指数が市場予想ほど力強い結果ではなく、市場予想下回る内容だったが、手掛かり材料とはなっていない。
その背景には、量的緩和縮小が遠退いたことでリスクマネーがたびたびマーケットに戻っており、加えて企業決算が総じて堅調なことが支えとなっている。
後のシカゴPMIやISM製造業指数の前哨戦的な位置付けもあるが、仮に結果が下回っても株安に直結する要因にならないだろう。
今晩はアップルやシーゲート・テクノロジーが決算を発表、その他ではコマツのADR動向に注目
16時半にスタートした日経平均先物は日中比で小幅反落、米国市場がオープニングを迎えるまでは一進一退の攻防が続くだろう。
寄り付き前にはメルクやロウズなどの決算が発表予定、ロウズの決算結果と住宅指標が絡み、関連銘柄への影響は出てくるかもしれない。
しかしながら、様々な懸念要因にもモノともせず株価は底堅く上値を追っている。今晩のNY市場は底堅く推移し、すんなり続伸すると見ている。
ただし、日経平均先物への好影響は不透明、コマツの決算は会社見通し、市場見通しを大きく下回るネガティブな数値だ。
仮に針の穴を通すようなほころびが出てくるとすれば、ここが(日本株が)もしかすると大きなポイントになりかねない。
コモディティに影響することもあるので、負の連鎖反応につながらないことを祈るばかりだ。