あす(29日)の株式相場見通し=不透明感強く売り先行、物色の芯見当たらず

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 あす(29日)の東京株式市場は、きょう大幅反発した反動もあり、日経平均株価は利益確定売りで反落の展開となりそうだ。市場関係者の間では「28日は、株価指数先物主導の動きで薄商いのなかを指数は大幅に戻したものの、物色の芯になるべき銘柄が見当たらない状態が続いており、依然として先行きに対する不透明感が根強い。ここにきて、円相場が1ドル=97円台に上昇してきたことで、自動車、電機など主力輸出企業の円安による増益効果が、下期以降大きく薄れてくることが懸念されている」との見方が出ていた。
 28日の東京株式市場の日経平均株価終値は、前日比307円高の1万4396円で大幅反発となった。前週末25日の米株式市場で、NYダウ平均株価が約1カ月ぶりの高値をつけたことに加え、外国為替市場で円高・ドル安傾向に一応の歯止めが掛かっていることから、買いが優勢となった。
 日程面では、9月の完全失業率・有効求人倍率、9月の家計調査、9月の商業販売統計速報に注目。海外では、米9月の卸売物価指数、米9月の小売売上高、米8月のS&Pケースシラー指数が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)