東京株式(前引け)=中国引き締め観測の後退で下げ渋る

 29日前引けの日経平均株価は前日比20円安の1万4376円と反落。前場の東証1部の売買高概算は14億9270万株、売買代金は8724億円。値上がり銘柄数は628、対して値下がり銘柄数は962、変わらずは160銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場ではNYダウは前週末比1ドル安と上昇一服となったのを受け、前日に300円超の上げ幅をみせた日経平均株価もシカゴ先物安に追随する形で安く始まった。その後は下げ幅を広げ、一時170円超の下げ幅を記録したが、中国人民銀行による資金供給の実施が伝わり中国の金融引き締め懸念が後退、これが先物への買い戻しを誘う形となり、裁定買いを経由して全般急速に下げ渋った。
 個別では東電が高く、東光高岳、中電工なども値を飛ばした。キーエンス、JBRが大幅高、神栄、冶金工、木村化など材料株も急伸している。日立国際も買われた。半面、コマツが急落、熊谷組、大豊建などの建設株も利益確定売りに大幅安。オプト、日精工、SMSなども値を下げている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)