<動意株・29日>(前引け)=東光高岳、ラサ工、大本組

 東光高岳ホールディングス<6617.T>=続急伸で2000円台乗せ。東電のスマートメーター導入加速の計画を背景に前日出来高を伴い急速人気となったが、きょうはこれを受ける形で埼玉県にスマートメーターの新工場を建設すると発表、これが株価を改めて刺激している。昨年10月に高岳製作所と東光電気が株式移転で設立した企業だが、ここにきて買いに厚みが加わり、連日の上場来高値更新となっている。

 ラサ工業<4022.T>=反発。リニア中央新幹線は総工費9兆円と試算されるが、その大半がトンネル工事に使われる。そのなか同社は巨岩対応掘進機など機械事業への展開でトンネル工事関連として人気素地を内包。また半導体ウエハー再生事業からは撤退しているものの、半導体市況の回復により化成品部門で高純度品が伸びており業績を牽引している。また、電子材料分野ではLED素子原料トリメチルガリウムの試験ラインが稼働しており、成長性を内包する分野で来期以降の業績寄与が期待されている。

 大本組<1793.T>=ストップ高カイ気配。28日の取引終了後、14年3月期の単独業績予想を従来予想の売上高940億円、経常利益10億円、純利益6億円から、売上高960億円(前期比41.8%増)、経常利益15億円(同93.5%増)、純利益18億円(同92.1%増)に上方修正したことが好感されている。工事の収益環境が好転し、原価低減に向けての取り組み成果と相まって工事利益率が改善したことに加えて、販管費の削減努力が奏功したという。また、連結子会社の坂出カントリークラブ株式を売却したことに伴い特別利益を計上するため、最終利益の増額幅が大きくなるとしている。
 
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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)