JSRは売り一巡後下げ渋る、業績減額には強弱感

 JSR<4185.T>は朝方に下落後、下値に買いが入り下げ渋っている。28日の午後1時に第2四半期(4~9月)の連結業績とともに2014年3月通期の業績予想の減額修正を発表。売上高は4150億円から4000億円(前期比7.7%増)に見直したほか、純利益は315億円から265億円(同12.5%減)に減額した。半導体や液晶関連需要の減速などが響く。第2四半期の純利益は前年同期比3.5%減の131億4700万円だった。
 同社の業績発表に対し、SMBC日興証券では28日、「大幅減額で悪材料出尽くしだが、多角化事業の損益回復が遅れており、積極スタンスは時期尚早」とした。一方、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では「業績の減額は概ね想定の範囲内」としたうえで、半導体製造の先端プロセスで使われるArFレジストの売り上げは拡大が見込めることから「シェア奪回ストーリーが現実化している」と指摘。投資判断の「アウトパフォーム」を継続し、目標株価は2050円から2150円に引き上げた。

JSRの株価は12時35分現在1830円(▼37円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)